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抗インフルエンザ薬について

インフルエンザも家族内感染から、保育所、幼稚園、小中学校でのひろがりがすこしずつ大きくなってきているようです。

治療について少し書かせてもらいます。

原則は日本感染症学会の提言にあるように、抗インフルエンザ薬(タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタ)をうまく使って行きたいと思っています。小児科医になった頃はインフルエンザの簡易診断キットも、抗インフルエンザ薬もない時代で、感と対症療法のある意味でシンプルな時でした。現在はいくつかの選択肢があり、副作用などの事も考えてご両親と相談し、治療をすすめていきたいと思います。漢方薬の麻黄湯に関するデータもいくつかでてきており合わせて考えていきます。(ただし、1歳未満では外来での抗インフルエンザ薬の投薬はしていません。必要と考えられる場合は入院が原則と思っています。)

インフルエンザウイルスは神経関係に様々な影響を与えますが、小児神経科として関連した多くの痙攣、行動異常、そして脳炎脳症をみてきたこともあり、抗インフルエンザ薬が使える現在、重症化を少しでも防げるようにと願いながら、また薬の限界も考えて使っていきたいと思っています。

インフルエンザの流行がそろそろ始まってきました。

先日、救急診療所のお手伝いに行ってきましたが、インフルエンザも増えてきたようです。今はこどもというより内科の患者の方が多く、家族内感染がおおいようですが、今日からインフルエンザで学級閉鎖のでたところもあり、これから流行の注意が必要になります。